八万中学校
組織力を生かし とくしまの子供たちのために
この度、会員の皆様にご信任をいただき、第28代徳教団委員長の大役を務めさせていただくこととなりました。とくしまの子供たちのために、会員の皆様のために、誠心誠意努力を続けていく所存でございます。
徳教団は、今年度62回定期大会を迎えます。設立当初からすべては「児童・生徒のために」という理念もと、教育環境の改善を目指し活動しています。私たちが安心して子供たちの教育に携わることができる勤務条件や教育環境は、最初から整えられていた訳ではありません。昭和34年、先輩方が大いなる教育の理想に奮い立ち、教育の正常化を目指し、徳島県教職員団体連合会は結成されました。そして結成以来教育者としての使命を自覚し、中正不偏の教育と一思想に偏ることのない望ましい教職員団体の創造の下、たゆまない努力を積み重ねてきました。そのことは、多くの県民から良識ある教職員団体として高い評価と深い信頼を得て、徳島県の教育の振興と発展に寄与してきました。また、全国組織である全日本教職員連盟の中核団体として、国の教育施策にも多くの提言をし、わが国教育の正常な発展に寄与してきました。
このようなことを実現できたのは、管理職を除く教職員の高い加入率を誇る組織力です。今後も、教職貝の皆様に会員として協力いただけるよう活動を進めていきます。
さて、とくしまの学校における働き方改革プラン(第2期)が 策定され、在校等時間のさらなる削減や業務改善等により子供と向き合う時間や教材研究等の時間の確保増に向け働き方改革を進 めることになります。現在進められている地域移行化などの部活動改革も踏まえ、部活動の在り方もここ数年で大きな転換期を迎えると感じています。今年度も子供たちのために何が必要か見直し、活動や行事等の一層の精進を行うとともに教職員の働き方改革も同時に推進していただけれぱと考えています。徳教団としてもここを改革期ととらえ、教職員が本来の業務に十分力を向けられるようさらなる行政の支援を関係機関に強く訴えていきます。
このような現状を打開するためにも、徳教団の目指す「教育の正常化」に向け、役員、事務局が一丸となって教育諸課題の課題解決やより充実した徳教団活動となるよう努めてまいりますので、会員の皆様におかれましても引き続きご支援ご協力をお願いいたします。